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ごあいさつ

第51期の業績について評価をお聞かせください。

当事業年度におけるわが国経済は、政府による経済財政政策を背景に、企業収益に改善の兆しが見られるものの、新興国・資源国経済の減速にともなう景気の下振れリスクへの懸念などから、先行き不透明な状況で推移しました。
食品業界におきましては、人口減少により内需が伸び悩むなか、販売競争が激化する一方で、雇用の改善にともなう人手不足が労働コストを押し上げるなど、厳しい経営環境が続きました。
このような状況のもと、当社は、「成長」と「構造改革」の両立をテーマに掲げ、当期より3カ年の新たな中期経営計画を始動し、「成長分野である業務用製品の積極的な売上拡大」と「焼肉のたれや生鮮向け製品などの基幹事業の安定的な売上確保」という基本戦略を推し進め、経営環境の変化に対応した販売・開発体制の構築とともに、新製品開発によるラインアップの充実、販売プロモーションなどの施策を積極的に展開しました。
以上の結果、当期における売上高は、196億92百万円(前期比104.1%)となりました。利益につきましては、営業利益が4億62百万円(同112.3%)、経常利益4億62百万円(同114.5%)、当期純利益は2億96百万円(同143.3%)となり、4期ぶりに増益に転じることができました。
当期の配当につきましては、前期の通期普通配当16円より2円増額し、1株当たり18円とさせていただきました。

前期の増収減益から増収増益を達成した要因をお聞かせください。

液体調味料群においては、小売用製品では、主力製品の「焼肉のたれ」類や『手羽唐のたれ』が好調に売上を伸ばすなか、トレンドの赤身肉・熟成肉に合わせた『焼肉のたれ 甘口』『焼肉のたれ 中辛』、健康志向の高まりに対応した『野菜の黒酢あんかけ炒めのたれ』など、食をめぐる環境変化や消費者ニーズの多様化にキャッチアップする新製品群が売上を牽引しました。鍋用スープの最需要期である秋冬市場に向け、7種類の新製品を投入しつつ、『ちゃんこ鍋スープ』など13種類の主力製品をリニューアルし、ラインアップの拡充に努めました。9月以降に気温の高い日が続き、相次ぐ台風上陸や天候不順による野菜の不作、価格高騰など、気象を主因とする厳しい環境のなか苦戦を強いられる一方で、低価格のもやしを主材とする『野菜をいっぱい食べる鍋 もやし担々鍋スープ』『同 もやし鍋スープ』が大きく売上を伸長し、主力の『博多もつ鍋スープ』も好調に推移しました。また、業務用製品でも、新製品を継続的に開発・投入しつつ、惣菜専任部署を東京・福岡・仙台・広島・名古屋に新設し、人員拡充により営業組織の全国展開を加速させました。こうした組織改革が奏効し、お客様のニーズに沿ったメニュー開発や提案営業が強化され、新たな市場の開拓が進むことで売上の伸長に寄与しました。
粉体調味料群においては、小売用製品では、『味・塩こしょう』シリーズが好調に推移するなか、同シリーズの一部に「持ちやすく、使いやすい」改良容器を採用しました。業務用製品においても組織的な取り組みが奏効し、精肉向けスパイス類などで大きく売上を伸ばしました。
その他調味料群においては、即食製品として『おいしさいろいろ 5つの味のスープはるさめ』が売上を牽引しました。
以上のように、厳しい環境のなか、製品ラインアップの拡充と営業組織の強化などにより、当社の戦略分野である業務用製品、小売用製品ともに概ね好調に推移し増収に寄与する一方で、製造コストの効率化および販売コストの効果的運用に努め、増益を達成することができました。

第52期の見通しについてお聞かせください。

人口の減少や少子高齢化により今後の国内市場が大きな成長を見込めないなか、消費者の節約志向が続く一方で、新たな価値や差別化を求める消費者の意識は一層高まり、開発・販売競争がますます激化の一途をたどる苦しい経営環境が予想されます。
当社では、消費者やお客様の多様なニーズ、流通環境の変化をいち早くキャッチし、製品として市場に送り出す開発・営業・製造三位一体の連携をさらに強化し、価値ある製品の開発と機動的で魅力に富む販促提案を推し進め、鍋用スープや生鮮向け製品などの基幹事業の安定的な売上確保に努めてまいります。
また、成長市場である惣菜工場向けの業務用調味料や、即食製品の開発・販売体制の増強に経営資源を集中し、積極的な売上拡大を目指してまいります。また、今後も続く国内需要の収縮をにらみ、海外販売ネットワークの構築も本格化させてまいります。
以上の取り組みを加速することで売上拡大と利益率改善を目指しつつ、次なる50年を見据えた次世代の人づくり、組織づくりに注力し、今後の持続的成長に向けた基盤の構築を進めてまいります。
来期の業績見通しにつきましては、売上高は210億円(当期比6.6%増)、営業利益6億50百万円(同40.6%増)、経常利益6億50百万円(同40.5%増)、当期純利益3億60百万円(同21.5%増)を見込んでいます。
今後もダイショーの強みである開発力を活かし、お客様やお取引先各位との信頼関係を大切にしながら、社員とともに事業の拡大と業務の一層の効率化に邁進してまいります。
株主の皆様におかれましては、倍旧のご支援・ご鞭撻を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。

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